【作業工程】愛知県で長持ちする外壁塗装をするには
こんにちは、愛知県 知多半島 半田市で外壁塗装工事、モルタル造形工事、エイジング塗装工事業を営んでおります、こころペイントです。
愛知県内をエリアとしているのですが、お客様のお家へ向かう中で、いろんな所で外壁塗装をしているのを見かけます。
これは職業病のようなもので「ちゃんと塗っているかな?」「下塗りはしっかり塗っているかな?」
と無意識に見てしまう癖があります(笑)
こころペイントのホームページを見て頂いてる方の中にも、これから外壁塗装をされる方や、契約してもう着工直近という方もいることでしょう。
ここではお客様の大切なお家を守る「外壁塗装」の作業工程について深く説明していきます。
あらかじめお客様も知識をつけておくことでトラブルを未然に防ぐ事が出来るかもしれません。
それでは、お見積もりをいただいてご契約されたところからスタートさせて頂きます。
1・着工の1週間前に近隣さまへご挨拶をします。
これ礼儀として当たり前のことですが、作業中は多少なりとも作業音がします。ましてや着工日には足場を組み立てますのでハンマーを叩く音が鳴り響くわけなので、不快な思いをさせないためにも、余裕を持って1週間前にご挨拶をして、着工日や完工日をお伝えするのがマナーです。
2・高圧洗浄
女性がメイクをするのにも予め洗顔をするのと同じで、10年以上経った外壁にはかなりのホコリやコケ、油が付着しております。
さ署に綺麗に落としておかないと、塗料の密着が悪く、1年も経たないうちに剥がれてしまう原因にもなります。
*以下が高圧洗浄時の様子です。
屋根の高圧洗浄です。屋根は平たい面になっており、お皿のような状態なので汚れが上に沢山の乗っている状態です。劣化の進行している屋根ですと一皮剝けるように汚れが落ちます。
続いて外壁部分の高圧洗浄です。
チョーキング現象の進行具合がひどい場合は下の床(土間部分)が真っ白になるほど落ちます。土間も最後に流し、キレイになるので心配はございません。
並行して、軒天井や破風板、鼻隠しなども洗浄していきます。
3・補修作業
上記のお写真は、コーキング打ち替えの「撤去作業」の様子です。
サイディング(外壁)とサイディングの隙間を埋めるゴム状のとても大切な役割をするものです。
コーキングも劣化が進んでくると亀裂が入り、中に雨が侵入して雨漏れの原因となってしまします。
*尚、コーキングがひどく劣化している場合は高圧洗浄時に水が侵入しないよう先に補修作業をします。
プライマー塗布作業中
コーキングをカットしてその上からそのまま新しいコーキングを打ってもすぐに剥がれてしまいます。
その前にコーキングプライマーを塗り、密着力を最大限まで高めます。
コーキング打ち替え工事中
プライマーが塗り終わったら、
このようにマスキングテープで養生し、たっぷりと打ち込みます。柔らかくペースト状ですが乾くとしっかりと密着した硬いゴムのようになり、雨の侵入を防いでくれます。
コーキング乾燥中
コーキングが打ち終わったら、4日から1週間ほど乾燥期間を設けます。たまに工期短縮で1日乾燥させただけで、次の工程に移る業者がおりますが、必ず4日以上は空けますのでご注意ください。
4・養生
施行中に窓や床に塗料が飛散しないようにマスカーと呼ばれるビニールで覆います。
せっかく家がキレイになっても窓や床が汚れていてはいけませんから。
約1日かけて養生しますが、窓を塞いでしまうので夏でも窓が開けれません。
エアコンがあるのであれば上手に使用し、場合によっては業者と相談し通気が取れるようにしてもらいましょう。熱中症対策です。
5・下塗り
*屋根の下塗り作業中
年数の経過した屋根(カラーベスト)はバサバサになっており脆くなっています。専用プライマーをたっぷりと塗り込み、中から固めます。
↑同時に屋根の笠置や水切り部分び板金に錆止め塗料を塗ります。板金は鉄なのでそのまま塗料を塗ってしまうと錆びやすくなってしまいます。
*外壁の下塗り作業中
外壁の下塗り作業中です。
屋根と同じく、劣化が進んでいますので粘度の高い下塗り材で外壁にしっかりと染み込ませ、厚みをつけます。
この下塗り作業が一番大切といっても過言ではありません。次に塗る中塗りの密着を上げ、捲れたり剥がれない下地を作る大切な作業です。
6・中塗り
*屋根中塗り作業中
屋根の中塗りです。
お客様がお選びになった塗料を愛情を込め、たっぷりと塗っていきます。
中塗りの下に見える白い塗料は、4回塗りプランの際などに塗っている「サフェーサー」と呼ばれる屋根専用の下塗り材です。
屋根の下塗り工程の次に塗ります。さらに厚みがつくので頑丈になります。
*外壁の中塗り作業中です。
この作業も屋根と同じで、お客様に選んでいただいた塗料をしっかりと厚みをつけながら塗装していきます。
中塗りの時点ではまだ厚みが足りません。近年問題になっているいわゆる「手抜き工事」はこの中塗りで終わってしまい、本来3回塗りのところを2回塗りで終わってしまうため、3年も経たずに色褪せてしまったり、めくれや剥がれの原因になります。
【7・上塗り】
*屋根の上塗り作業中
この上塗り作業を経て、十分な厚みが付き次の塗り替えまで元気なままのお家を維持できるのです。
実際に見てみるとわかりますが、「中塗り」と「上塗り」ではツヤがまるで違います。
*外壁上塗り作業中
上塗りも同様厚みをつけながら塗装していきます。
わかりやすくお写真に載せましたが、中塗りと上塗りで色を変えることも可能です。
やはりお客様からしたら、「本当に2回塗っているのだろうか?」と気にされる方もおられますので、色を変え、塗り残しがないことをお客様が確認できるようにさせていただくことも出来ます。
外壁が仕上がったら【付帯部】を塗装していきます。付帯部とは雨樋や破風板、戸袋や雨戸の事です。
付帯部に関しては2回塗りが基本となります。
そして最後に手直し(タッチアップ)をしていきます。
どうしても職人が一つ一つ手作業で塗装しておりますので、細かな手直しが一つか二つは必ず出てきます。
その後養生ビニールを撤去し、お客様にご確認していただき、足場の解体となります。
長くなりましたが、以上が外壁塗装の作業工程となります。
一つ一つの工程がとても重要で、1つでも抜けていたらやはりそれは「手抜き」となってしまいます。
施行される業者の方がどれだけお客様のためを思って作業しているか、私たちの立場で言うと最後はその言葉にたどり着きます( ´ ▽ ` )
長持ち、手抜き0なんていうのは当たり前のことです。
拝読いただきありがとうございました。
何か気になることがございましたら、お気軽にお電話ください☆
ありがとうございました。